医師 × 行動経済学者
特別収録動画
行動経済学者・相良奈美香 × 内科医・朝鳥大介
診療と行動変容の特別対談セッション
人の意思決定の仕組みを理解し、診察室での関わり方に生かすことで、患者さんの行動と自分自身の判断を捉え直す。
有料オンデマンド配信 | 対談動画 約45分 | 視聴期限なし

服薬も、通院も、生活習慣も。必要性はきちんと伝えたはずなのに、次の診察で変化が見られない。訪問診療でも外来でも、珍しくありません。
そしてもう一方に、医療従事者自身の無意識の思い込みがあるケースもあります。
この対談では、患者さんの側で起きていることと、診療する側で起きていること。行動経済学の視点から、どちらも取り上げています。
特別対談セッションの内容
約45分の対談で、次のテーマを扱っています。
- 必要性は分かっていて、本人も「したい」と思っている。それでも動けない患者さんに、どうアプローチすればいいのか。関わってくる原理:情報オーバーロード/自制バイアス
- 治療A・B・Cのどれにするか。「先生にお任せします」と思考をシャットダウンしてしまう患者さんと、どう選択を進めればいいのか。関わってくる原理:自律性バイアス/一貫性バイアス
- 「俺はこれでいいんだ」。そもそも変える気のない患者さんとは、どこから歩み寄ればいいのか。関わってくる原理:現在志向バイアス/楽観性バイアス
- 「やらないと、こうなりますよ」。この説明で、患者さんは本当に動いてくれるのか。どうコミュニケーションすれば、きちんと伝わり、行動につながるのか。関わってくる原理:損失回避性/フレーミング効果
- 自分のことを過信して、つい誘惑に負けてしまう。訪問診療から戻るたびに、院内のお菓子コーナーへ寄ってしまう。医師自身も含めて、どう対処すればいいのか。関わってくる原理:自制バイアス/システム1
行動経済学を学んだ経験がない方でも、そのまま理解できる内容です。
「分かっているのに、動けない」の正体
必要性は伝わっている。それでも行動が変わらない。診療のなかで何度も出会う場面です。
行動経済学から分かっているのは、人の行動を決めているのが本人の意欲や知識だけではない、ということです。人間はそもそも完全に合理的に判断できる存在ではありません。
著書『行動経済学が最強の学問である』では、人の非合理な意思決定を3つの要因——「認知のクセ」「状況」「感情」——から整理しています。説明を尽くしても行動が変わらないとき、そこには判断の偏りが働いていることがあります。目の前の環境が、別の選択を後押ししている場合も考えられます。そのときの気分が判断を左右しているケースも少なくありません。
どこに原因があるかが見えれば、打てる手も増えます。声のかけ方、選択肢の示し方、診察室の動線。医療現場で動かせる要素は、いくつも残されています。
こんな方におすすめです
- 何度伝えても行動が変わらない患者さんに、次の一手を探している方
- 生活習慣の改善も、服薬や通院も。患者さんの負担を増やさずに続けてもらいたい方
- 短い診療時間で、伝わる声かけを選べるようになりたい方
- 本人の意思を尊重したまま、自発的な選択につなげたい方
- 自分の診断や判断に潜む思い込みを、一度点検してみたい方
対談セッション詳細・価格
- 提供コンテンツ
- 対談動画「医療現場で行動経済学をどう生かすか?」(約45分)
- 視聴期限
- 期限なし。何度でもご視聴いただけます
- 視聴環境
- インターネットにつながる環境があれば、パソコン/スマートフォン/タブレットのいずれでも視聴可能
- 視聴方法
- 専用サイト(要会員登録)
- お支払い方法
- クレジットカード決済(Visa / Mastercard / JCB 等)。法人の請求書払いをご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください

対談の「サマリー資料」(PDF)
ご購入いただいた方には、対談の要点をまとめたサマリー資料(PDF)をお届けします。あとから内容を確認したいときや、診療の場で参照したいときにお使いください。
対談者紹介

相良 奈美香さがら・なみか
行動経済学者 / 行動経済学コンサルタント / Ph.D.
日本における行動経済学の第一人者として、ビジネスやマネジメントへの行動経済学導入を支援。オレゴン大学で心理学(行動経済学専門)の修士課程・博士課程を修了後、デューク大学ビジネススクールでポストドクターを務める。その後、行動経済学コンサルティング会社を設立し、世界3位のマーケティングリサーチ会社イプソスに行動科学センターを創設。
20年以上にわたり、アメリカやヨーロッパを中心に企業への行動経済学導入を手がけてきた。金融、ヘルスケア、製薬、テクノロジーなど、支援した業界は幅広い。GAFAMを含む世界的企業からスタートアップまで、10カ国・100件以上のプロジェクトに携わる。著書『行動経済学が最強の学問である』(SBクリエイティブ)は累計20万部を突破。経済メディア『PIVOT』での動画出演は、累計60万回再生を突破している。

朝鳥 大介あさとり・だいすけ
さつきホームクリニック 副院長
在宅医療の現場で、病気だけでなく、患者・家族の生活全体を診療する内科医。産業医として、企業のヘルスメンテナンスにも従事。
よくあるご質問
はい。専門知識を前提としない内容にしています。安心してご視聴ください。
期限は設けていません。購入後はいつでも、何度でもご覧いただけます。
インターネットにつながる環境であれば、スマートフォンやタブレットからもご視聴いただけます。パソコンでも同様です。
お支払いはクレジットカード決済です(Visa / Mastercard / JCB 等)。法人名義での請求書払いも承っております。ご希望の場合は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
医療現場と行動経済学の記事
- 行動変容ステージモデルを実践につなげる — 医療現場で行動経済学を活かす方法
- 近日公開 看護師向け・患者指導をテーマにした記事を順次公開予定
ここからが、医療現場での
行動経済学の第一歩です。
私はこれまで20年以上にわたり、金融やテクノロジーとともに、ヘルスケア・製薬の領域でも行動経済学を実装してきました。そこで何度も向き合ってきたのが、「正しい情報を届けても、行動はそのままでは変わらない」という現実です。
今回の対談では、日々患者さんと向き合っている朝鳥先生から、現場の悩みをそのまま投げかけていただきました。一つひとつに、行動経済学の視点からお答えしています。
診察室で試せる問いかけを、ぜひ持ち帰ってください。
視点が変われば、伝え方が変わる。
伝え方が変われば、明日の診療が変わる。

